杉原千畝ゆかりのカウナス日本友好公園の桜が順調に成長

「日本のシンドラ―」の呼ばれ校友でもある杉原千畝氏ゆかりのリトアニア共和国カウナスに2018年9月市側が建設したカウナス日本友好公園に桜の苗木50本を植えた。これは前年ナチに追われたユダヤ人に杉原氏がヴィザを発行した旧領事館を訪れた際に、涙を流しながら感謝しているユダヤ人の老婦人を見かけた目にしたことから始まった。

予定していた日本からの苗木の輸入が不可能だったためにコストが大幅に増えてしまったことや、大学の協力が得られなかったことから、桜植樹を得意とするNPO法人理事兼実行委員長となりクラウドファンディングを通じて資金集めをした。その段階では我孫子稲門会会員をはじめとする校友各位からは温かいご支援を頂けたことが励みとなり、途中でギブアップせずに翌年9月に植樹できたのである。

現地の大学教授でから送られてきた写真によれば、順調に成長しておりカウナス市民の目を楽しませるまでになっているとのことである、また、寄付者として早稲田大学校友有志が書かれているガイド板も健在である。
改めて本プロジェクトにご協力いただいた皆様に改めて心から御礼申し上げます。