我孫子稲門会員の活動
2025年4月12日(土)、男声合唱団シャウティング フォックス第17回定期演奏会が行われ、我孫子稲門会員4人を含む合唱団20数人の歌声が響きました。
シャウティング フォックスは我孫子市で活動する男声合唱団で、本年45周年を迎えました。シートン動物記の「スプリングフィールドのキツネ」から名付けられたという賢く逞しい狐です。大学グリークラブ出身も数人いますが、多くは歌うことが好きで始め、続けています。創設時には企業戦士だった団員も時を経て、現在では平均年齢80歳の合唱団です。現役世代や現役との合同のような音は出せませんが、我々ならではの演奏ができるよう練習しています。
第17回定期演奏会を開催したところ、けやきプラザふれあいホールがほぼ満席、お客様で溢れています。長年地域に根差した活動を続けきた合唱団を温かく穏やかに支えてくれる地元の皆さんのお気持ちが嬉しく、感謝の気持ちで一杯です。我孫子稲門会からも20人を超える(ご家族を含めれば2-3倍?)ご来場とお聞きし、本当に有難いことです。
今回のメインステージは男声合唱のための合唱組曲「蔵王」。佐藤眞作曲の有名な合唱曲です。地元自治会の役員仲間の方が「蔵王の中の2曲だけ野田の中学校のとき合唱でやった」というほど、混声を含めれば昔から全国で歌われてきた作品です。全9曲が、蔵王の自然とそこに生きる人々の生活や思いを伝えます。歌詞の世界と音楽が呼応し、強弱やテンポが変化していくなかで景色や情感が表現されます。その他のステージでは「心に残る愛唱歌」、ソプラノの塚本江里子氏と共に「心に広がる世界の歌」を演奏しました。永年に亘り歌い続ける尊さや喜びなど「老狐」たちの心意気を感じながら、お楽しみいただけたら幸いです。アンコールにお応えし歌ったのは「高校三年生」。軽快な前奏と同時に客席から大きな手拍子が挙がり、声を出して一緒に歌って下さる方もいる。緊張や疲労を一気に吹き飛ばす幸せなときでした。ご来場者の満足と合わせ、我々フォックス団員の達成感・充実感も最高潮となりました。
シャウティング フォックスには我孫子稲門会の会員から4人が団員として参加しており4月の演奏会も出演しました。
実松 靖之さん(昭和38年政経学部)
齋藤 公譽さん(昭和40年政経学部)
片野 泰栄さん(昭和52年法学部)
佐々木 徹(昭和54年商学部)
我孫子稲門会の皆さん、一緒に楽しく歌いませんか!!
佐々木 徹(54年商学部)


